生え際の薄さは中々隠せず周囲の視線が辛い

Donnerstag, 21. Mai 2020

他人からダイレクトに凝視される事の無い頭頂部に比べ、顔面の一部を構成する生え際は一旦薄くなり始めると常に他人の視線を気になってしまい、辛いものです。

特に私の場合、頭が大きい上に元からおでこが広く、ちょっと生え際が薄くなっただけで顔面のパーツのバランスが崩れ、余計に目立ってしまいます。

帽子を被ればおでこの大半を隠せる為、外出先でも比較的堂々としていられるものの、日々の通勤となればそうもいきません。おでこを凝視されない様、自然と上半身が縮こまってしまいますし、足取りも他人の視線を避けるべく不自然に素早くなり、余計に不信感を掻き立ててしまいます。

時の流れと慣れがいずれ解決してくれる…と、薄くなり始めの頃は漠然と考えていたのですが、むしろ時間が経つにつれ劣等感やコンプレックスは増すばかり。周囲の視線に対する意識が頭から離れず、好きな事をやっている時でさえ自意識過剰状態になってしまうのです。

そんな中でも、昔も今も変わらずリラックス出来るのが、たまに出掛ける山間部の温泉入浴。近郊エリアのトレッキングと共に、髪の毛の事を一切忘れ自分に素直になれる貴重な瞬間です。

得てして周囲の人間も年配の人ばかりで、薄毛でも堂々としている男性もたくさんいます。どうしたら彼等の様に自然体になれるのか?と考えつつ、日々のストレスを発散しているのです。